2018年04月03日

ジャンプトレーニングはランニングに効果的か? 色々な研究をちよっとご紹介!

みなさんこんばんは!


今日は、「ジャンプトレーニングはランニングに効果的か?」というテーマでお届けしたいと思います。


色々なジャンプ系トレーニングは、「素早い筋肉の伸長」と、「爆発的な短縮」を繰り返すような刺激を筋肉に与え、筋肉の肥大を抑えながら、筋肉の立ち上がり速度を向上させるという効果があります。


前回、この各種ジャンプ系トレーニングは、長距離において非常に有効なトレーニングだということをご紹介させていただきました(^^)


IMG_4255.jpg



今日は、この点についての色々な研究をちよっとご紹介しようと思います。


まず、Saunders の研究によると、


・各種ジャンプ系トレーニングは、時速18kmのランニングスピードにおけるランニングエコノミーの能力向上には良い影響を与えた


・時速14kmと時速16kmのランニングスピードにおけるランニングエコノミーの能力向上においては、あまり向上しなかった


ということを報告しています。


もう一つ Spurrsらの研究によると、


・時速12km、時速14km、時速16kmのいずれのスピードでも、ランニングエコノミーの向上は認められた


と報告しています。


まず、ちょっと前提知識として「ランニングエコノミーとは何か?」ですが、簡単にいうと「いかに長距離を省エネで走れるか?」の能力だと思ってください。


例えば、ジャンプ系トレーニングをすると、筋肉のバネの要素が鍛えられて、自然と跳ねるような走りになります。


すると、酸素をそれほど消費しなくても、一定スピードを楽に走れるようになる・・・


そんな感じで捉えていただければわかりやすいと思います。


でですね・・・


なんで二つの研究で結果が違うのか?ですが・・・


これ「対象者」と「トレーニングの量」が違うようなんです。


前者の研究の対象者とトレーニング量ですが、

対象者
・高度にトレーニングを積んだランナー

トレーニング量
・各種ジャンプ系トレーニングを週に1回、5週間の実施 & 週に2回を3週間実施


だったのに対して、後者の研究は

対象者
・単なるトレーニングを積んだランナー

トレーニング量
・各種ジャンプ系トレーニングを週に2回、3週間の実施、週3回で3週間の実施


だったそうです。


つまり、前者の研究は、

・ランナーのレベルは高いものの、各種ジャンプ系トレーニング量が少ない


後者の研究は

・ランナーのレベルは低いものの、各種ジャンプ系トレーニングの量は多い



というものでした(^^)


んー、色々興味深いですね(^^)


つまり、・・まあ、このまんまなんですが(^^;


レベルの高いランナーに各種ジャンプ系トレーニングを取り入れる場合は、それほど多い量を処方しなくても、高いスピード域では効果が出てくることが見込めます。


まあ、そもそも速いスピードで走れる方達なので、(時速18kmってめちゃくちゃ速い!!)、速いスピード域のパフォーマンスが向上すればいいと思われますから、これはこれでいいと思います(^^)


かたや、一般レベルのランナーは、多少各種ジャンプ系トレーニングを多く取り入れた方が、色々な領域でのランニングパフォーマンスに良い影響を与えるということが言えそうです。


また、この二つの研究の対象せんなーの月間走行距離にも注目です。


前者の研究の対象者の1週間での走行距離は100kmを越えるのに対し、後者の研究では、週に60kmから80kmだったそうです。


前回もちょっと言いましたが、「長距離の練習を削って」これらのトレーニングをたくさん入れるのは、ちょっと微妙なんです。


まずは「普段のトレーニングの量はできるだけそのまま」やっていただき、「それにブラスする形」がオススメです。


そうすれば、たとえそれが週に1回程度のトレーニングであっても、高速域でのパフォーマンスにはいい影響を与えます。



また、「普段のトレーニングがそれほどでもない」ランナーには、それ相応量の各種ジャンプトレーニングを取り入れる事は、「トレーニングの全体量」を押し上げる結果に繋がります。


そのためにどのスピード域でもパフォーマンスがあげられる!!


そんな感じで捉えていただればと思います!!


よろしけれぱご参考にしてくださいね(^^)


ではでは!!!
posted by てっちゃん at 00:28| ジャンプ、スピード、アジリティ