2018年01月31日

体幹トレーニングがスポーツパフォーマンスに与えた具体的事例

みなさんこんばんは!


今日は「体幹トレーニングがスポーツパフォーマンスに与えた具体的事例」と言う、テーマでお届けしたいと思います。


以前、このブログでも、何回かに渡って、体幹トレーニングがスポーツパフォーマンスに与える影響を研究した事例をご紹介させていただいたことがあります。


そして、その結果はいつも、おそらくは皆さんが期待しているような、劇的なパフォーマンスの向上が見られた・・・・・


と言う結果ではなく、ほとんど影響を受けなかったと言う報告の方が多かったように思います。


しか、その度に「それでも体幹トレーニングは、スポーツをする方にはトレーニングメニューには「適度」に入れておかなければダメだ」と言う趣旨のことを書いてきました。


僕はトレーニングしていない箇所は「能力が伸びることはない」と常々言っています。


それは過度に期待して行う必要はないものの、「最低限のトレーニング」はやっておかないと、「全体のバフォーマンスを落とす」ことにつながりかねないからです。


そのような中、今日は、「体幹トレーニングがスポーツパフォーマンスに 与えた好影響」を具体的なデータで表した研究があるので、ご紹介したいと思います。


それは、競泳競技の「スタート」における研究です。


競泳競技ではしばしば「ウォーミングアップ」の時に、「体幹トレーニング」が行われています。


内容的には、「表層筋」から、「深部筋」に焦点を当てたものまで様々あります。


その中で、今回の研究は、特に皆様が「体幹トレーニング」と聞いて、ピンとくる、プランクを代表とする「静的体幹トレーニング」に焦点を当てたものです。





さらに、水泳のどの動作に着目をしたのかと言うと、「スタート局面」だそうです。


研究の内容としては、まず、各自でレースを想定してウォーミングアップをてからスタートをしてもらったそうです。


そして、その後に、体幹トレーニングを3種類行ってもらい、再びスタートをしてもらい両者を比較したそうです。


被験者は9名、長い競泳経験を持っている選手だそうです。


レベルは国内の全国大会に出場できるほどの高いレベルの選手です。


比較対象としたのは


・飛距離


・時間


・瞬間速度


を計測していった結果・・


まず飛距離に関しては、体幹トレーニングをウォーミングアップで取り入れても変化はなかったそうです。


んー、まあ、それはなんとなくわかるような気がします(^^;


アップで体幹トレーニング取り入れたら劇的に飛距離が上がっちゃった・・・なんてちょっと考えられづらいですよね(^^;


しかし、・・・問題はその次です。


5m到達時の時間に関しては、0.19秒と言う決して少なくない時間の有意な短縮が見られたそうです。


入水時と5m到達時の瞬間速度から入水による減速率を算出したところトレーニング介入後に減速率が5.2%も少なくなったそうです。



これは体幹トレーニングを行うことで、体幹を安定させるために必要な体幹深部筋が賦活化され、入水時の衝撃による体幹の動揺を減少させたと考えられます。


このことから、競泳競技においてウォーミングアップ時に体幹トレーニングを用いることはパフォーマンス向上に有効である可能性が示唆されました。



ちなみに、実施された体幹トレーニングはこのようなトレーニングです。



IMG_4243.jpg


んー、割とポピュラーなものばかりですね(^^)



ただ、この研究は被験者数が少なく、また、コントロール群を設定手気なかったことが反省点としてあげられているため、今後の研究の成果が待たれるところではあります。


いずれもとても僕には興味深かったお話でしたがみなさんにはどうだったでしょうか?


よろしければご参考にしてください(^^)


ではでは!

posted by てっちゃん at 00:04| 体幹