2017年10月07日

「歪んだランニングフォーム」骨盤編

みなさんこんばんは!!



今日は「歪んだランニングフォーム」と言うテーマでお届けしたいと思います。


車で通勤する時、ロードバイクで通勤する時、自分で走っている時・・・色々なシーンで街中を走っているランナーの方をたくさん目にする機会が多いです。


そして職業柄そのフォームにどうしても目がいってしまいます。


そしていつも思うのが・・・


「走りのフォームが歪んているなあ」と・・・・(^^;


もちろん素晴らしいフォームで走っている方もいます。


そして、ただ「走る」という人間の根源的な動作一つでどうしてこうもフォームが違うのか?と思うことがしばしばです。


また一つ確かに言えることは、素晴らしいフォームで走っている人と歪んだ走りをしている人では「ペース」が明らかに違うということです。


これは人間の運動生理学上、当たり前といえば当たり前なのですが、人間の身体の構造、走りのメカニズムに適したフォームで走れば自然と「速く走れる」のは必然と言えます。


では、どこが違うのか?ですが・・・


まずわかりやすい部分としては「脊柱と肩甲骨」、ちょっとわかりづらい部分としては「骨盤」です。


前回はわかりやすい猫背についてお話ししましたが今回はわかりづらい「骨盤」についてです。


今日大切なのはランニングエコノミーというものです。


あまり聞きなれないことばだと思いますが、ランニングエコノミーというのは「いかに省エネ」で走れるか? という能力だと思ってください。


ランニング着地の時の衝撃は体重の何倍もの負荷がかかります。


この衝撃を人間は利用して走っているのです


衝撃を利用することがランニングエコノミー能力を上げるのには不可欠なのです。


ん?でも衝撃を利用するって何?と思われますが・・


人間は筋肉に力を入れる時に「意識的に力を入れる」場合と「反射的に力が入る」場合の二つのケースがあるんです。


意識的に力を入れる場合というのは、「筋トレ」をしている時が最もわかりやすいですね(^^)


もしくは、硬い瓶の蓋を開けるときとか、重い荷物を持ち上げるときとか・・・


これに対して、「反射的に力が入る」というのは、ジャンプをする時に勢いよくしゃがむ動作を事前にすると思いますが、このしゃがむ動作で「筋肉を勢いよく伸ばす」と、筋肉は反射的に縮もうとするのです。


これを「伸長反射」と言います。


人間の大抵の動作はこの反射を利用して動いているものなのです。


椅子から「よいしょ」と立ち上がる動作一つ取っても、どこかの筋肉を微妙に伸ばして反射的に軽く勢いをつけて立ち上がります。


筋トレしているみたいにゆっくり筋肉にわざと力を入れながら立ち上がらないですよね(^^;


ランニングに話を戻しますが、着地の時にはその衝撃により急激に筋肉が伸ばされます。


すると反射的にのばされた筋肉が縮もうとして、その「反射の力」を利用して人は走ります。


この場合、特に走りに必要なエンジンの役割をするのは「お尻」の筋肉なのです。


骨盤が後傾・・つまりお尻が落ちているとこの反射の力が弱まります。


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お尻が落ちているとお尻の筋肉の付け根・・・・この場合骨盤の上部ですが、ここが落ちるとお尻の筋肉の長さが短くなります。


筋肉はゴムと同じである程度伸びている方が、収縮する力は強くなるものです。


骨盤が前傾・・つまりお尻がキュッと上がっていると、骨盤の上部が上がっているので、お尻の筋肉がより伸ばされます。


この状態で着地の衝撃がかかると、骨盤が後傾している時よりはるかに「筋肉がより伸ばされる」ので、「より反射の力」が発揮されやすくなります。


反射の力は、意識的に筋肉に力を入れているわけではないので、省エネで走るための基本になります。



発揮されるパワーは強く、さらに省エネ・・・


いいことづくめですね(^^)


ぜひお尻をキュッとあげて走ってみませんか?


ただしやりすぎると「反り腰」になってしまいますので、適度な前傾が必要です(^^)


よろしければご参考にしてください(^^)


ではでは!!!

posted by てっちゃん at 00:13| ゆがみ