2017年09月19日

「スピードアップの為の「意識」の置き方」について その2

みなさんこんばんは!!!


今日は「スピードアップの為の「意識」の置き方」について、というテーマでお届けしたいと思います。


速く走ろう!!!として、意識をどこに置くか?


実は大事なポイントなのですがもちろん「なんも考えてねえんだけど・・・・」


という方もいるでしょう(^^;


または色々考えながら走っている方もいるかもしれません。


これですね・・・・意識の置き方によって発揮されるパフォーマンスには違いが出るんです。


前回に続いて今日もこのへんについてフォーカスしてお話ししたいと思います。


まず、「意識の置き方」には、3つのパターンがあります。


一つは ※ 無意識   です。


もう一つは意識を「内に向ける」です。


「内」とは、「身体の筋肉の動かし方」に目を向けるといえばわかりやすいかもしれません。


これを「内的焦点化群」と言います。


それに対して「外に意識を向ける」ことは、「地面を強く蹴る」というような感じで、自分の体の外側に対して意識を向けるということです。


これを「外的焦点化群」と言います。


この「意識の置き方の差」によって発揮されるパフォーマンスに差が出るのか?に対して研究をした例があります。


一般レベルとビギナーレベルのアスリートを対象にした研究結果として、20mスプリントでは外的焦点化群に優れた結果をもたらしたそうです。


ちなみに内的焦点化群と、非焦点化群とでは差は見られなかったそうです。


そして、もう一つ興味深い点があり、それは「熟練したアスリートレベル」に関してです。


この競技レベルのアスリートに関しては、なんと非焦点化群が、もっとも優れた成果を出したそうです。


ここまでは前回ご紹介しましたが、今日はさらにここから掘り下げていこうと思います(^^)


IMG_3733.JPG



まず。無意識が一番効果があったという「熟練したアスリートレベル」に関してですが、何と10mまでのスプリントに関しては「外的焦点化群」の方がパフォーマンスが高かったそうです。


これは何も考えないで加速していくより「地面を爆発的押せ!!」という意識で行った方が加速にいい影響をもたらすということで・・・何となくわかるような気がしますね(^^)



また、ちょっと真逆のことを言うようで申し訳ないのですが、「熟練したアスリートレベル」に関しても、研究によっては、「外的焦点化群」の方が無意識で走っている時よりもいい結果がでた・・・



と言う研究もあるようなんです。


これはむしろ「そうだろうな」とも思います。


100人「熟練したレベル」のアスリートがいて、100人とも同じ意識でないと結果が出ない・・なんてことあるわけがありません(^^;


「人の意識」と言うちょっと曖昧な事を研究した場合、かなり「個人差」が生まれることは当たり前で、研究結果がバラバラになることもよくある話です。


また、新人アスリートに関しても、「シンプルな課題」に関しては、あえて無意識で行わせた方がいい結果が出た!!


と言う研究事例もあるようです。


しかし、スプリントのような複雑な課題になると、「新人アスリートは無意識がいい結果を出した」と言う報告はないようです。


なので新人アスリートに関しては、フィールドでのスプリントに関してはやはり「外的焦点化群」の意識で行った方が良いと言うことになります。



・・・・・ちょっとまとめると・・・・



新人アスリートも熟練アスリートも「内的焦点化群」よりは、「外的焦点化群」の方が効果的であることは間違いありません。


その中で運動スキルがすでに自動化されている熟練アスリートに関しては、ケースバイケースで無意識に行わせた方がいいケースがある・・・


と言うまとめになります。


次回もちょっと深いスプリント時の意識の置き方についてさらに突っ込みたいと思います(^^)


お楽しみに(^^)


ではでは!!!!

posted by てっちゃん at 00:13| ジャンプ、スピード、アジリティ