2017年09月01日

疲労の科学「オーバートレーニングとオーバーリーチィング」

みなさんこんばんは!


今日は「オーバートレーニングとオーバーリーチィング」と言うテーマでお届けしたいと思います。


・・・オーバートレーニング・・・・


耳にしたことのある方も多いと思います(^^)


・・・オーバーリーチィング・・・・


・・・・なんだそりゃ?


と言う方がほとんどだと思います(^^;


今日はそのへんについてちょっとお話ししたいと思います。


まず、オーバートレーニングですが、これは簡単に言うと「トレーニングのやりすぎでかえってパフォーマンスが落ちる」ことを指していると思っていただいていいと思います。


では、オーバーリーチィングとは何か?ですが・・・


これも実は「トレーニングのやりすぎでかえってパフォーマンスが落ちる」ことを指していると思っていただいていいと思います。


おんなじじゃん!!!!


と思われると思いますが・・・(^^;


もちろん両者には違いがあります!


それはどんな違いかと言うと・・・


オーバーリーチィングとは、「コントロールされた」「短期的な」オーバートレーニング状態だと思っていただいていいと思います。


どう言うことかと言うと、例えばみなさん「強化合宿」とかやったことないですか?


プロ野球のキャンプなどが、その一番いい例だと思います(^^)


これは短期間に集中的にトレーニングすることによって、身体を鍛えぬくことが目的です。


しかし、当然普段よりもきついトレーニングを短期集中・・・


と言うよりは、こう言う場合、割と「ちよっとだけ長めに集中的に行う」と思います。


そうすれば当然、疲労も普段よりは蓄積するバスです。


合宿後半疲労が溜まった状態になる・・・なんて言うことはよくありますよね(^^)


これは、もちろん「わざと」この状態を作るわけです。


これを「コントロールされた」オーバートレーニング状態というわけです。


さらに、当然この疲労を抜く作業も必要になります。


トレーニングが比較的短期集中型なので、当然オーバートレーニングに陥っている期間も短期間になります。


これが通常のオーバートレーニングが長期間にわたり、コントロール不能なバフォーマンス低下に陥ることとの大きな違いです。


しかし、なぜ「コントロール」された「短期的」なオーバートレーニングというものが存在するのか?というと・・・


これはそのあとに大きく「超回復」するのを期待しているからです。


超回復とは、トレーニングによって負荷をかけ、疲労を伴った筋肉が、休息とともに回復を果たした際、元のパフォーマンスよりも高いとこまで回復することを言います。


通常、負荷をかけてから筋肉が超回復して高いパフォーマンスを発揮するまでには48時間から72時間の休息期間が必要とされます。


これを普段のトレーニングで日常的にコントロールして行うのものなのです。


それを図にしたものがこれです。


IMG_3695.JPG



IMG_3696.JPG



これが普段のトレーニングとしたら、オーバーリーテチングはこうなります。


IMG_3697.JPG



割とわかりやすいのではないでしょうか?


さらにオーバートレーニングとは、図にするとこうなります。


IMG_3698.JPG



バフォーマンスを向上させるために、普段のトレーニングとは別でこのようにオーバーリーチィングを用いることは割と昔からよく行われている手法です。


ただし、ここで注意ポイントはこれらを「コントロール」しながら行わなければならないことです。


闇雲に無計画にオーバーリーチィングを用いるべきではありません。


それはコントロールされたオーバートレーニングとはいえず、普通のオーバートレーニング状態に陥るからです。


例えば合宿から帰って休息期間もろくに設けず、すぐ次の日から「合宿の成果を普段の練習に見せてみろ」とか言って練習に望むのは・・・


はっきり言ってアホです(^^;


頭を使わないトレーニングは「やるだけ時間の無駄なトレーニング」になります。


疲労をうまくコントロールしながらトレーニングを行うように習慣づけましょう(^^)


よろしければご参考にしてくださいね(^^)


ではでは!
posted by てっちゃん at 00:21| 疲労