2017年09月29日

疲労防止のための呼吸法?について

みなさんこんばんは!


今日は「疲労防止のための呼吸法」についてというテーマでお届けしたいと思います。


ランニングをする時に「吸って吸って吐いて吐いて」と呼吸しなさい!!と教わった方いませんか?


スッスッハッハッ!! と・・・・


鼻から吸って口から吐くとか・・・


僕は子供の頃そう教わりました(^^)


たまにジムでお客様にトレッドミル(ランニングマシーン)でウォーキングやジョギングを指導する時に、こんな質問をいただくことがあります。


「呼吸法ってどうすればいいんですか?」と・・・


そういう時に僕が答えるのは「あまり意識しなくていいですよ」と指導いたします。


なぜか?


これ実はちゃんと理由があるんです。


まず人間に限らず、動物も呼吸をします。


ちなみに馬はストライドと同時に呼吸をするそうです。


これは蹄が地面に触れる際に、その衝撃で肺と呼吸筋がリズミカルに揺すられることによって起こる自然な動きだそうです。


鳥も実は羽ばたきと合わせて呼吸しなけければならないように身体ができているそうです。


しかし、人間は着地による衝撃によって、呼吸筋の動きを妨げられることはありません。


しかし、これも研究があり、ジョギングなどの場合、ストライドと呼吸がリズミカルに連動していることがわかりました。


また、これはロードバイクでペダルを漕いでいる時も同様だそうです。


しかし、ここで面白いのが、そのリズムが「人によってバラバラ」な点です(^^;


ストライド対呼吸が、一対一、二対一、三対一、三対二、四対一、五対二など・・・


一般的によく見られたストライド対呼吸は、ランナーの場合一呼吸に二ストライドだったそうです。


これは、身体の構造上、人間は着地による衝撃によって、呼吸筋の動きを妨げられることがないため、「任意にそのリズムを自分で選ぶことができる」ことによるものと考えられます。


そしてここで色々研究する人が現れます(^^)


IMG_3770.JPG



それは、「呼吸とストライドのリズムをシンクロさせて動けば消費カロリーとか効率よくなるんじゃね?」と・・・


そして、「正しい呼吸法」「消費カロリーの少なくなる呼吸法はないのか?」と、様々な方が色々と研究したそうなんですが・・・


結論から言うと、未だに「これがベスト!!」と言う呼吸法は見つかっていないようです。



そして、ここでもう一つ大事なことが!!



「呼吸に意識を向けて」運動すると、消費カロリーの効率が逆に悪くなると言う結果が出ているんです。


ミュンヘンの大学で、


※ 周りの景色など環境に意識をむけたグループ


※ 自分の呼吸法に意識を向けたグループ


の二つを調べたら、呼吸に意識を向けたグループの方が呼吸が深くなり、呼吸回数が低下・・・


結果消費カロリーが10%ほど多くなってしまったそうなんです。


これは「無意識」に呼吸を委ねると、自然な呼吸をするようになり、これまた無意識に自分に適切な呼吸リズムを選ぶからと考えられています。


逆に呼吸に意識を向けるとそれが阻害されるため(自分に合っていないリズムを無理やり選んでいたりする)と考えられいます。


また、呼吸は口と鼻の両方から吸った方がより多くの酸素を容易に吸い込めます。


これも少し口を開けて無意識に運動していると自然とそれをチョイスします。


人は身体の動きに合わせて意識的にリズミカルな呼吸をすると、かえって運動効率が悪くなります。


なので、僕はランニングを指導する時は「呼吸はあまり意識しないでください」と指導させていただいています。


「そんなこと言ったら、最初に呼吸をちゃんとしないと運動初心者はすぐ「ゼエゼエ」と息を切らしちゃうよ?」と言われそうですが・・(^^;


実はそれは単に、その運動初心者にとって、処方している運動ペースが早すぎたり、量が多すぎたりするだけの話だったりします。


適切な量とペースを処方していればそれも簡単に防げます。


呼吸はもともとどんな動物も「無意識」に行うのが自然です。


もっとも筋トレの時は呼吸は止めてはダメで、力を入れる時は吐いて、抜く時には吸います。


しかし、それ以外は「自然」に任せた方が身体は「いい感じで動いてくれる」ものなのです(^^)


よろしければご参考にしてくださいね(^^)


ではでは!
posted by てっちゃん at 00:09| 疲労